実践してみよう

なぜあえて高温多湿の環境下でヨガを行うのでしょうか。確かに体を動かすことで汗をかき、新陳代謝を促すことはデトックスやリラックス効果を生み、健康体に近づけてくれることは間違いありません。しかし現代人は過度な冷暖房にさらされているため、体が自然な気温上昇に対応しづらくなっていて、体温コントロールがしにくくなっています。体温を上げるには体を動かすことが重要ですが、環境をあらかじめ高温多湿に設定することでゆっくりした動きでも体温が上昇しやすくなるのです。体温が上がることによって、ヨガによる有酸素運動の効果を高め大量に汗をかきますが、ここで気を付けなければいけないのは、脱水症状にならないようにこまめに水分補給を行うことです。

ホットヨーガの動きは一般的なヨガの動きに比べてそれほど多くはありません。もともと汗をかきやすい環境下で行うため、あまり激しい動きは必要以上の発汗を促し、水分補給が追い付かなくなる可能性があるからです。そのためゆったりした動きと呼吸法に重点が置かれ、胸式呼吸法と腹式呼吸法を使い分けながら行います。交感神経を刺激する胸式呼吸法はポーズを取り、体を鍛えるときに使い、副交感神経を刺激する腹式呼吸法は瞑想やクールダウンのときに使います。

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